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    【速報】ロシア空軍のSu-35戦闘機2機が空中衝突か。パイロット1人死亡、原因は調査中

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    Telegram

    2026年9月7日の夕方、ロシア西部のクルスク州上空で、ロシア航空宇宙軍(VKS)のSu-35S多用途戦闘機2機が空中衝突したと複数の独立系メディアが報じた。ロシア軍の航空事情に詳しいTelegramチャンネル「Fighterbomber」が最初に伝えたもので、現時点でロシア国防省による公式発表は確認されていない。

    Fighterbomberは「クルスク州で2機のSu-35Sが衝突した。原因を調査中」と報告したが、当時の飛行状況については言及を避けた。著名なロシアの軍事ブロガーであるユーリ・コテノク氏も自身のTelegramでこの件を認めたが、直後に投稿を削除しており、事故の詳細は依然として不透明な状況が続いている。

    パイロット1人が死亡、交錯する情報

    クルスク州の地域メディア「Pepel.Kursk」は、この衝突によって1人のパイロットが死亡し、もう1人は射出座席による脱出に成功したものの負傷したと報じた。また、ロシア航空宇宙軍の将校が運営するTelegramチャンネル「Voevoda Veshchayet」も、1人が死亡し1人が救出されたと伝えている。独立系メディア「The Insider」や「Meduza」もこれらのTelegram情報を引用して報じているが、人的被害に関する公式確認は得られていない。

    原因は操縦ミスか、ウクライナの関与か

    現時点では衝突の原因は明らかになっていない。編隊飛行中の操縦ミスや空間識失調(バーティゴ)、通信トラブルなどが疑われる一方、事故現場となったクルスク州はウクライナ軍との激しい攻防が続く国境地帯である。注目すべきは、前出の「Voevoda Veshchayet」が「ウクライナ人はこの報いを受けるだろう」と書き込み、間接的に外部勢力の関与を示唆している点だ。ただし、同チャンネルはウクライナ軍が関与したという具体的な証拠は提示しておらず、ウクライナ当局からも撃墜などの公式な主張は出ていない。2機同士の空中衝突なので、ウクライナの関与があるとすれば、対空ミサイルの回避行動によって、事故が生まれた事が推察される。

    「4++世代」主力機と熟練パイロット喪失の痛手

    戦闘機は損失以上に補充…RUSIが示すロシア空軍の現実
    mod russia

    今回事故に遭ったとされるSu-35Sは、Su-27を大幅に近代化した「4++世代」に分類されるロシアを代表する高性能戦闘機だ。2008年に初飛行し、強力なレーダーや高い機動性を備え、ウクライナ侵攻でも空対空・空対地任務の主力として継続的に運用されてきた。ステルス機のSu-57の量産が中々進まない今、Su-35がロシア航空宇宙軍の最新主力戦闘機となっている。ただ、Su-35Sをめぐっては、今年7月にもウクライナ東部で1機が撃墜(ウクライナ空軍が発表し、ロシア側チャンネルも「伏兵に遭った」と事実上認めている)されたばかりだ。

    仮に今回2機が同時に失われたとしても、ロシア軍の航空戦力全体に直ちに致命的な影響を与えるわけではない。Su-35の年間生産数はウクライナ侵攻を背景に近年増加にあり年間15~20機が生産されている。しかし、Su-35Sは機体そのものが高価であるだけでなく、パイロットの育成に莫大な時間とコストを要する。特に実戦経験を積んだ熟練パイロットを自損事故(同士討ちや空中衝突)で失ったとすれば、その人的・心理的ダメージは「戦闘機2機」という数字以上に重いものとなる。今後の焦点は、ロシア国防省が本件について公式な見解を示すかどうか、そしてパイロットの身元や当時の任務の詳細がどこまで明らかになるかに移っている。

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