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世界の迷彩パターンの第12弾は陸上自衛隊が着用する迷彩服3型に使用されている迷彩ついて紹介します。
迷彩服3型とは
迷彩服3型とは2007年から採用されている陸上自衛隊の戦闘服(BDU)になります。迷彩の名前とより型番の名称になり、それまで着用して迷彩服2型と迷彩パターンは変わっておらず、迷彩服2型と3型の違い見極めるのは難しいでしょう。2つの違いは襟や袖口がボタンからファスナーやベルクロに変わったこと、パンツにポケットが追加されたなど細かなディテールのみです。
陸上自衛隊迷彩の特徴
迷彩服2型、迷彩服3型は共にドイツのフレックターンをベースにており「日本版フレックターン」とも呼ばれます。フレックターンの特徴的なむらのある配置は、人間の目にディザリング(ノイズ)効果を生み出します。これは、ピクセルなどのデジタル迷彩パターンと同じような異なる色の間の境界を取り除く効果を生み出し輪郭をぼやかします。


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フレックターンの基本パターンはヨーロッパの温帯森林地帯に適した設計になっています。ドイツは北海道、北東北と同じ緯度に位置しており、東日本はドイツと自然環境が酷似しています。ドイツのフレックターンの基本構成が濃緑と薄緑に緑、黒と赤茶色または茶色、カーキの5色で構成されているの対し、自衛隊の迷彩は緑、黒、茶色、カーキの4色で構成されています。これは日本の植生の平均的な配色をベースに日本全域で使用できる色構成にしています。
迷彩服には赤外線暗視装置に探知されにくいち近赤外線偽装が施されています。
陸上自衛隊 迷彩 戦闘服3型 ベルト付YKKファスナー付 上下セット
海上自衛隊の砂漠仕様の防暑服4型


2012年から東アフリカのジプチに派遣されている海上自衛隊の派遣海賊対処行動支援隊には暑さ対策と砂漠仕様の防暑服4型が支給されています。色は茶色、ベージュ、カーキの3色になります。
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