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自衛隊の儀仗隊の儀仗銃がM1ガーランドから新しい銃に替わっていた

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令和初の国賓として5月に来日したトランプ大統領。新天皇皇后両陛下と会見されましたが、皇居に訪れた際に実施されたのが栄誉礼。特別儀仗隊が並び、トランプ大統領に敬意を表しました。テレビで生中継された今回、初めて特別儀仗隊を見た方も多かったと思いますが、あの一糸乱れぬ動きはカッコ良かったですね。そんな儀仗隊が持つ銃が気になる方も多いはず。今まではM1ガーランドが使用されていたのですが、実は今年の5月から儀仗銃が新しい銃に替わっていました。

特別儀仗隊とは?

陸上自衛隊HPより引用

銃の前に特別儀仗隊について説明します。
外国からの国賓の来日などの際に栄誉礼や特別儀仗を行う特別儀仗隊は市ヶ谷駐屯地の陸自各方面警務隊直轄の警務科部隊第302保安警務中隊から編成されている部隊になります。儀仗隊は中隊本部及び3個小隊で編制され、定員は115名になり、そのうちの101名にて特別儀仗隊が編成されます。その際は「特別儀じょう服装」を着用します。
百人一致」が求められ隊員の選抜には一定水準の体格を有した上で、体格を揃える必要があるため、身長は170m~180m、体重は60キロ~70キロが必要されています。さらには容姿端麗、つまりイケメンという基準をクリアする必要があるのです。私は全く当てはまりません(笑)。さらに一糸乱れぬ動きというからには一切の乱れは許されず、猛暑の中でも極寒の中でも虫が顔にとまろうとも乱れない強靭な体と精神力が必要です。それらを備えるための血のにじむ訓練をクリアしないと特別儀状隊にはなれないのです。

栄誉礼とは?

自衛隊が元首や外国から国賓や高官などを迎えるときに行われる儀礼のことです。国家元首への栄誉礼を「特別儀仗」と呼びます。

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M1ガーランドから儀じょう銃に

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今の儀仗隊が設立されたのは1957年になります。設立時から儀仗銃として使用されたのがアメリカのスプリングフィールド社のM1ガーランド(写真下)です。

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アメリカ軍歩兵用の主力小銃として第二次世界大戦でも使用された初めての半自動小銃になります。1951年に自衛隊にも採用され、その後、1957年に儀仗銃として採用されます。その後、なんと62年ものあいだ使用されたきたのです。さすがに老朽化してきたのと、此度の新天皇の即位、オリンピックと国賓の来日が多数予想されるため儀仗銃を更新する経緯に至ります。

新しく採用された儀仗銃は?

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今回採用されたのはその名も「儀じょう銃」になります。 その名の通り儀仗用のために製造された銃になり、ボルトアクション式です。 初お披露目は5月22日に行われた、岩屋防衛大臣とウン・エンヘン国防大臣の防衛省会談の際の栄誉礼になります。製造するのは陸上自衛隊の主力小銃である89式小銃を製造する豊和工業です。価格は一丁あたり、64万8千円。ちなみに89式30万円ほどと倍の価格になります。ん~細かいスペックはわかりませんが、儀仗用だけとしては高いですね。数多く造るものではないので、どうしてもコストはかかってしまうのでしょう。実戦でも使えるスペックかというともちろん実弾は発砲できますが、戦闘用銃ではないため、命中精度に関しては保証されていません。なので、実戦向きではないと思われます。そのうち、東京マルイからエアガンで発売されたりしないでしょうかね?

こちら動画を見ると儀仗隊のイケメンぶりが分かります。

https://www.yutub.m/wth?v=jq-fCq1Wk

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