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米軍の弾薬バックパック「IronMan」と「Avenger」

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プレデター

映画などでたまに見るガトリングガンと給弾レールで繋がる弾薬パックパック。有名になったのは映画『プレデター』でM134ガトリングとバックパック背負った兵士が登場。その後の続編の『プレデターズ』でも登場している。大量の弾薬が搭載されたバックパックを背負って、圧倒的火力でガトリングをぶっ放すシーンは爽快だが、実際に軍が使用しているシーンを見た事がない。本当に装備としてあるのだろうか?

弾薬バックパックとは

米軍の弾薬バックパック「IronMan」と「Avenger」
Photo US Army

軽機関銃は通常50発、または100発の弾帯ベルト、ポーチから給弾する。フルオート射撃が基本の軽機関銃は50発、100発といった弾数も直ぐに撃ち尽くし、リロードが必要なるのだが、マガジンのリロードとは違い、フィードカバーを開け弾帯ベルトを装填するなど、ちょっと手間で、リンクを噛んでジャムったりと隙が生まれてしまう。それを解消するのが弾薬バックパックになる。弾薬バックパックには500発以上が連なる弾薬ベルトが搭載されており、弾薬バックパックと軽機関銃は給弾ベルトで繋がれる。給弾ベルトを通して弾薬ベルトが給弾されるので、通常であれば500発撃つ間に行われる4、5回のベルト交換が必要なくなり、途切れることの無い火力支援が行える。

この発想はベトナム戦争からあったようで、当時、米海軍の特殊部隊ネイビシールズがM60E3機関銃と弾薬バックパックを装備していた。

米陸軍のIronMan(アイアンマン)

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