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ロシアのカラシニコフ社がNATO口径5.56mmのAK-19ライフルを発表

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ロシアのカラシニコフ社がNATO口径5.56mmのAK-19ライフルを発表
©kalashnikov

ロシアを代表する銃器メーカー”カラシニコフ”社はAKシリーズの最新モデルとして、NATO標準である5.56×45mm口径の「AK-19アサルトライフル」を発表しました。

8月14から20日かけてロシアの首都モスクワで開催されている国際軍事技術フォーラム「Army-2023」にて、カラシニコフ社は初めてAK-19アサルトライフルを披露しました。 ロシアの小銃の標準口径というと主にAK-47の7.92x39mm、AK-74の5.45x39mmの2つですが、AK-19は西側、敵対するNATOの標準口径5.56×45mmに対応したモデルで5.45x39mm口径のAK-12アサルトライフルの派生型です。メーカーによれば、これはロシア軍向けに開発されたものではなく、5.56×45mm口径を採用している海外顧客のために開発されました。

AKシリーズの頂点

AK-19
©kalashnikov

AK-19には人間工学を向上させた新しい軽量の伸縮・折りたたみ式ストック、リアサイト、サイレンサーを素早く装着できるスロット式フラッシュサプレッサーを搭載。2019年には一度、ベースモデルが公表されていますが、今回、更に大きな変更が加えており、顧客のニーズを満たすため、バレル長を短くし、銃自体を短縮化したCQBモデルを発表。従来のバレル長415mmから290mmに大幅に短縮されています。左右両方から操作可能なアンビシステムに対応したセレクターを加え、操作性を向上しています。メーカーはAK-19をAKシリーズライフルの頂点と表現しており、人間工学、24時間適応性、精度と射撃精度の点で、前世代を大幅に上回っています。つまり、現在のロシア軍の主力小銃であるAK-12より上ということです。しかし、NATO口径のAK-19をロシア軍が配備することは基本ありません。

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スペック

AK-19 デザート迷彩
©kalashnikov

標準射程:800m(CQB:400m)
発射速度:700発/分
重量:3.8kg(3.3kg)
標準マガジン装弾数:30発
マガジン重量:0.22kg
全長:875~935mm(CQB:740 ~ 800mm)
 ストックを折りたたんだ状態:690mm(CQB:560mm)
バレル長:415mm(CQBモデル 290mm)

Source

https://kalashnikovgroup.ru/news/kalashnikov-predstavil_zhurnalistam_obnovlennyy_ak-19

 

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