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FMG-9はボックス型の形状から突如、サブマシンガン(SMG)に変形する、トランスフォーマーなカッチョよくてナイスな銃だ。アニメ、SF的に見えるが、実際に製造された銃になる。プロトタイプのままで量産はされていないが、その形状から映画やゲームに多数登場するなど人気を誇る銃になる。
MAGPUL社が開発
FMG-9を開発したのアメリカの銃・アクセサリーメーカーのMAGPUL(マグプル)社になる。同社は世界のスタンダードになりつつあるレールシステムM-LOKを開発するなど、世界の銃市場をリードするメーカーになる。「FMG」は”Folding Machinegun(折畳み機関銃)”の略になり、「9」は”9㎜口径”を指している。
シークレットサービスなど要人警護用に開発


FMG-9は2008年にプロトタイプして開発される。コンシールドキャリー(秘匿携行)できるSMGとしてシークレットサービスや警護職員のために開発された。大統領など警護するシークレットサービスは大勢の人前に出る事が多い。そのような場ではあからさまに銃を出すと一般の人々に余計な恐怖と緊張感を与えてしまうため、銃は目立たないように携行する必要があり、スーツの中に隠せるコンパクトな拳銃を使用する。火力が強いSMGも携行したいところだが、スーツ内に隠すことは難しい。そこでマグプルが開発したのがFMG-9になる。
パケットにも入る大きさ


上の写真がFMG-9が折り畳んだ状態での写真になる。どうだろう?見た目、銃に見えるだろうか?折り畳んだ状態での横のサイズ262㎜しかない。これはiPad(10インチ)とほぼ同じサイズになり、男性の大きめのポケットであれば入る大きさになる。軽量のポリマー素材を使っており、重量は僅か1.1kg。若干だが拡張性もあり、ライトやレザーサイト取り付け可能になっている。
ワンアクションでSMGに変形
ボックス型からSMGに変形するのに、余計な操作はいらない。上部の装置を操作すれば一瞬でボックスからSMGにトランスフォームする。