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米陸軍はM4A1用の照準器にSIG TANGO6Tを採用

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Photo by SIG SAUER

SIG SAUER社は11月9日、同社が開発する「TANGO6Tライフルスコープ」が米陸軍の主力小銃であるM4A1カービンの次期標準スコープとして使用されたことを発表しました。これは現在使用されているトリジコン社のACOGに取って代わるものです。

SIG SAUER スコープ スコープ TANGO6 5-30×56 34mm MRAD DEV-L BK

SIG社は10月に米陸軍とDirect View Optic(DVO)を提供する総額7,700万ドルの大規模な契約を獲得したことを発表していましたが、製品名については明らかにしていませんでした。

Direct View Optic(DVO)

米陸軍では以前から兵士が近距離および長距離のターゲットにすばやく適応できる新しいDirect View Optic(DVO)光学照準器を探していました。現在は約500メートルまでのターゲット用のRCOと、300メートルまでのターゲット用のM68(CCO)が混在しています。今回採用されたTANGO6Tは2007年に採用されたACOGのM150 RCO(TA31 RCO)に代わるものです。M150は固定の4倍率で有効射程は500メートルまでですが、TANGO6Tは最小倍率1倍から最大倍率6倍の間で調整可能で最大600メートルまで対応でき、近距離、中長距離双方に対応できます。

陸軍からの要件では熱、振動、環境、耐久性などの通常の動作環境能力に加えて、陸軍が指定したレチクルパターンに自由に動く風量と距離調整用のマーク/数字を備えたパッシブレティクル。完全な暗闇を含むすべての照明条件の下で見えることができるセンター光点。そして、ピカティニーレールに対応していること。光学部品の対物レンズ側に取り付ける対物レンズレーザーフィルターユニットを取り付けていること。およびレール上部から38.1±2.5 mm の光学照準ボックスの中心線を持っていること。そして、サイズは26.5cm以下となっており、TANGO6Tはこれらの要件を満たすものだと思われます。TANGO6Tは現在、陸軍分隊指定射手および特殊部隊で既に使用されています。

5年にかけて120,000個のTANGO6Tが注文される予定です。

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https://www.thefirearmblog.com/blog/2020/10/08/us-army-awards-sig-sauer-optics-major-contract-for-direct-view-optic/

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