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エリア51に飛ぶ秘密の航空会社ジャネットエアライン

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エリア51に飛ぶ秘密の航空会社ジャネットエアライン
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エリア51といえば、数あるアメリカ軍基地の中でも最も機密性が高い基地といわれている。砂漠の真ん中にある基地は民間人が近づくのも難しい。しかし、そんなエリア51に就航する航空会社があるのをご存じだろうか。

エリア51とは

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エリア51はアメリカはネバダ州にある米空軍基地になり、正式名称は「グルーム・レイク空軍基地」になる。エリア51といえばUFOが墜落したとされる「ロズウェル事件」が有名で、「エリア51には宇宙人がいる」「UFO研究を行っている」など噂された。過去には水爆や核実験を行われていた。空軍の研究施設もあり、最新兵器の研究開発も行われている。基地への民間人の立ち入りは勿論、近づくこと、基地を写真に収めることも禁止され、違反すれば軍に拘束される。非常に秘匿性が高い基地になり、2013年まで政府は基地の存在を認めていなかった。

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世界で最も秘密の多い航空会社

そんな秘密ばかりのエリア51に実は航空路線が就航している。運行するのは「ジャネットエアライン(Janet airline)」と呼ばれる航空会社だ。基地で働く軍人および請負業者の従業員を輸送するための従業員シャトルとして運航している。ハブとしているのはラスベガスの玄関口である商業空港のマッカラン空港になる。空港には専用のターミナルがあり、午前中に職員を乗せ200㎞離れたエリア51に向け離陸し、午後には仕事を終えた従業員を連れて戻ってくる。他にも同じく同州にある空軍のネリス試験訓練場にも運航している。

ボーイング737

使用するのは軍用機ではなく、世界中で使われている民間旅客機のボーイング737になる。航空機の特徴は白く塗装された機体に入った赤のラインだ。日本の政府専用機や昔のJALの機体に似たカラーリングなっている。航空機は米空軍の所属になる。

ジェネットエアラインはコールサイン

ジャネットエアラインと呼び名だがこれは正式名称ではなく、政府が契約した航空会社のコールサインになり、”Just Another Non-Existent Terminal”(ただの実在しないターミナル)の略語になる。
航空会社の情報は秘密のため、会社、組織についてはほとんど知られていない。しかし、政府の請負会社だったURSがジャネットエアラインに関すると思しき客室乗務員の求人広告を出していた事で、URSが買収したEG&Gがこの事業を請けおっていたことが分かった。EG&Gは1972年から運行している。URSは2014年に防衛請負会社のAECOMによって買収され、AECOMが以前のURSと同様の求人をその後出している。これらに応募する人は軍の厳しいセキュリティ審査とバックボーンの調査が行われる。

ラスベガスに行った際は、空港でジャネットエアラインを探してみてはどうだろうか?

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